2013年9月1日
ANA(全日空)は、2013年9月1日より羽田-フランクフルト線で運航している、ボーイング787型機に新たに「プレミアムエコノミークラス」を導入しました。
これにより、座席仕様は、ビジネスクラス46席、プレミアムエコノミークラス21席、エコノミークラス102席の合計169席になります。ビジネスクラスの座席数は変更ありません。
シートは、ANA欧米路線の長距離国際線で運航しているボーイング777-300ERと同じものが導入されています。
シートの足元の広さは、エコノミークラスと比べ10%広い96.52cmです。キャビンが独立しており、レイアウトは横7席、2-3-2の配列です。
座席同士の中央にはひじ掛けがあり、飲み物を置けるカクテルトレイがあります。10.6インチモニターやPC電源、USBポート、iPodコネクターなどもあります。テーブルも大型で出張のビジネスマンなどには作業用のスペースが広がります。
プレミアムエコノミークラスは、ANAの上級会員でプラチナ会員のメンバーやスーパーフライヤーズカードを所有している会員には、エコノミークラスの予約でも、空席があれば事前の座席指定ができる場合があります。また当日空きがあれば無償アップグレード(インボラアップグレード)される可能性もあります。
今後、羽田-フランクフルト線以外のB787長距離国際線仕様機にも順次搭載予定です。