2014年8月1日
ハワイのホノルルを本拠地とする、ハワイアン航空(HA)は、2014年8月1日より羽田-ホノルル線と関西-ホノルル線に、プレミアムエコノミー席を導入しました。
シートの名称は「エクストラ・コンフォート・シート」で、当初6月1日投入予定でしたが8月1日に変更されていました。
仕様は、通常のエコノミークラスよりピッチが5インチ以上広くなっています。座席は40席用意されています。シート自体はエコノミークラスと同じものですが、下記のサービスが利用できます。
・出国ゲートでの優先搭乗サービス
・無料オンデマンド・エンターテイメント・サービス
・電子機器充電用コンセントの提供
・枕・ブランケットのプレゼント
・プレミアム機内食メニュー
webサイト上には、現在このサービスの詳細は記載されていませんが8月1日のフライトから購入可能になっています。購入方法はハワイアン航空のwebサイトで航空券を購入した後、英語サイトで追加できるようになっています。またコールセンターへの電話で追加も可能です。ネットの航空券予約サイトや旅行代理店での航空券購入の場合は、購入した代理店に問い合わせ、各社の対応次第になっています。
価格は、羽田発着と関空発着で英語webサイトでは、片道あたり運賃プラス100USドル、電話での予約は1万円です。為替の関係で電話のほうがお得な場合もあります。またフライト当日の空席状況により、空港チェックインカウンターでのアップグレードも可能です。
ハワイアン航空では、「エクストラ・コンフォート・シート」を同社のA330-200型機に導入中で、ホノルル発着のアメリカ国内線、台北、北京、シドニー、タヒチ、オークランド線などにも設定されています。価格は路線によって変わるほか、国内線では枕・ブランケットのプレゼントとプレミアム機内食メニューはありません。
このプレミアムエコノミーの導入に伴い、現在も同社の日本語サイトで案内されている「プリファードシート」は廃止になっています。