2014年3月30日
JAL(日本航空)は、2014年3月30日より増枠される昼間時間帯発着枠の割当を利用して、羽田-バンコク線を1往復増便、1日2往復のダブルデイリー運航としました。
フライトスケジュール
新たに増便したJL31/JL32便の機材は、最新のシートが導入された767-300ER「JALスカイスイート767(JAL SKY SUITE 767)SS6」です。
この機材のビジネスクラスシートには、フルフラットになる「スカイスイートⅡ」が導入されています。感覚的には昼間に増枠した時間帯より、深夜発と早朝着のJL33/JL34便にフルフラットになるシートを導入したほうが睡眠に利用できると思いますが、今回は昼間の便への導入となっています。
ライバルのANA(全日空)も同日よりJALと同じく羽田-バンコク線を増便しています。機材は同型機のB767とB777ですが、シートは新しいJALの「スカイスイートⅡ」に軍配が上がっています。ただ、バンコク線は長距離線ではなく中距離線のためフルフラットにする時間も限れられるので、あまり影響はないかもしれません。今後JALに対抗し同路線にANAの最新型B787などが投入されるかどうかが注目となっています。
JALやANAは、同日より羽田空港からの国際線を多数増便、また他の海外エアラインも新規就航、増便などが行われています。2020年の東京オリンピックに向けて日本に発着する国際線の活性化が一層期待されています。