2014年8月1日
京浜急行電鉄株式会社とグループ会社の株式会社京急システムは、2014年8月1日より羽田空港へ到着した外国人観光客向けの無料Wi-FiサービスのIDを自動で発行する機械「Wi-Fi Staff」を設置、サービスを開始しました。
設置場所は、羽田空港国際線ターミナル駅2階到着フロアの改札近く、京急ツーリストインフォメーションセンター(京急TIC)の前です。
京急TICは、主に訪日外国人を対象に羽田空港国際線ターミナルがオープンした2010年10月に設置、4か国語(日本語・英語・中国語・韓国語)に対応したコンシェルジュが窓口で対応しています。2014年3月30日の国際線発着枠増から、同センターで6時間無料のWi-Fiサービスの提供を開始、IDの発行は窓口営業時間の7:00~22:00でしたが、今回の自動ID発行機「Wi-Fi Staff」の導入により、24時間IDの発行が可能になりました。深夜・早朝便利用の外国人に便利なサービスです。
「Wi-Fi Staff」の隣には、2011年12月より外貨両替専門店「トラベレックス」の外貨両替機も設置されており、7通貨の外貨から日本円への両替が可能となっています。
無料WiFiサービスは、株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスの「Wi2 300(ワンタイムプラン)」を利用しており、京急線各駅・車両のほか全国20万か所以上ある Wi-Fiスポットにて利用可能です。
このようなサービスは、旅行者にとって非常に便利なサービスです。ホテルまでのアクセスや旅行情報などが自身のスマートフォンやiPadなどのタブレット端末で電車内で閲覧できますので、羽田だけでなく日本各地の空港で導入されるのが期待されます。
2020年の東京オリンピックに向け、羽田空港が外国人向けのサービスを充実させています。